海のプロに学ぶ!安全なシーカヤックのために知っておくべき知識と対策

1シーカヤック
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マリンスポーツとして人気を集めるシーカヤック。

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大海原を自らの手で進む快感は、
とても素晴らしいものです。

しかし一方で、
「舟で海へ漕ぎ出す」 ために
持っていなければならない知識もたくさんあります。

 

今回は、安全にシーカヤックを楽しむために
知っておかなければならないことについてまとめました。

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命を守るための習得すべき技術

カヤックは、腰周りが艇に固定されています。

万が一ひっくり返ったときには、
いち早く脱出もしくは復帰をしないと、

体が水中で逆さまになったままとなり、

とても危険です。

シーカヤックの沈[ちん]と沈脱[ちんだつ]

沈[ちん]とは、カヤックの艇がひっくり返って、

乗船者が艇ごと逆さまになった状態をいいます。

カヤックで沈した際には、
素早く脱出する技術[沈脱:ちんだつ]を習得していないと、

命に関わります。

 

多くのスクールや講習では、
この沈脱の技術をまず習得することになります。

沈脱の操作は,すべて水中で逆さまの状態で行うため、

いざという時に落ち着いて素早く脱出できるようにするために、

日ごろからイメージトレーニングを欠かさないようにしましょう。

 

●ロール

沈した状態から復帰するもう一つの方法がロールです。

これは、逆さまになった状態から艇をクルっと

1回転させて元の状態へと返る方法です。

 

逆さまの状態で、艇を1回転させるには、
パドルの使い方と腰のひねり方に練習が必要です。

習得できれば、沈脱よりも早く復帰できるため、

沈脱とあわせて必ず技術を習得しましょう。

注意すべき気象と海象

気象とは天気、

海象[かいしょう]とは、

海の状態のことを指します。

シーカヤックでは沈を招く状況をできるだけ避けることが、
事故防止のために重要です。

 

強風や豪雨、
波やうねりが高いときにカヤックで

海へ出ることは、

接触事故や遭難事故により沈する危険性が高まります。

事前にこれらの情報を必ず確認し、
悪天候の場合は出艇を見合わせることが、事故を防ぐ上でとても大切です。

 

●強風

カヤックで安全に出艇できるのは、
やや強い風[風速5mくらい]までが限度です。

それより強くなると、
横風を受けたり、強い白波を受けたりして、沈する危険が大きくなります。

強い風の中での無理な出廷は絶対にやめましょう。

 

●激しい雨

激しい雨の中では視界がとても悪くなるため、

近くを通る漁船に気づくのが遅れたり、
戻るべき岸を見失ったりする危険があります。

豪雨が予想される中での出艇を控えるのはもちろんですが、

出艇中に雨が激しくなった際は、速やかに陸へ上がりましょう。

 

●雷

何もない広い海原では、カヤックと乗船者が、

雷の一番の標的になってしまいます。

もし出艇中に雷が聴こえたら、
立てているフラッグを下げて、すぐに岸へ向かってください。

激しい落雷で上体を起こしての移動が危険な時は、
姿勢をできるだけ低く保ちましょう。

 

●波

カヤックは、横から受ける風や波でバランスを崩しやすい乗り物です。

そのため、二方向から同時に波を受ける

三角波[元の波と堤防に反射した波が重なるなど]が発生するケースでは、
波を受け流すのが難しくなり、沈する危険が高まります。

 

経験の浅い人が、

三角波の起こりやすい港湾内などで出艇する際は、

必ず,もしもの時に対処できる熟練した人と
いっしょに出艇することを心がけましょう。

 

●潮の流れ

海上には、風の影響などで、
沖へ向かう非常に強い潮の流れが出来ることがあり、

シーカヤックの遭難事故に原因にもつながります。

 

強い流れにつかまってしまうと、
全力で漕いでも抜け出すのが難しいため、

事前に情報を収集して、
近づくべきでない場所を把握しておくことが、遭難事故を防ぐ上で重要です。

夏場のシーカヤックに多い熱中症

シーカヤックで起こりやりすい事故原因の一つとして
熱中症が挙げられます。

 

シーカヤックは、腰周りをシートで覆われており、
さらに全身を使ってパドルを漕ぐため、

とても汗をかきやすいスポーツです。

そのため、水分補給を怠ってしまうと、
熱中症になるリスクがとても高くなります。

 

特に、海上で、
熱中症により意識がもうろうとしたり、

手に力が入らなくなったりすることは、
そのまま遭難事故につながってしまう緊急事態です。

こまめな水分と塩分の補給が行えるよう準備をしておきましょう。

カヤックには他の船を避ける義務がある

カヤックには、他の船舶の航行ラインを避けること[回避義務]が、
法律によって義務付けられています。

もし漁船や他の船と距離が近づいたり、

進路が交差したりするような場合は、
カヤック側が進んで回避することが必要です。

特に、サイズの小さなカヤックは
漁船などの大きな船からは見えづらく、

それが原因による衝突事故も過去に起こっています。

 

他の船を回避するときは、

1.原則停止して他船をやり過ごす

2.前後に動いた方が安全な場合は素早く行動する

を忘れないようにしましょう。

 

 

いかがでしたか。

シーカヤックはスポーツの一種であるとともに、

「舟で海へ漕ぎ出す」ことでもあります。

 

必要な知識と対策しっかり整えて、
安全にシーカヤックを楽しみましょう。

 

image4247「もう少しだけ、ゆっくりしていきませんか?」

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港湾潜水技士 松山だいすけ

港湾潜水技士 松山だいすけ港湾潜水技士

投稿者プロフィール

1980年東京都稲城市生まれ。元動物看護士。
現役の港湾潜水技士であり、実業家。
『潜水士試験合格アドバイザー』
昨年12月に、横浜にてセミナー講演を行う。
■□■□■
 いつでもどこでも気軽に学べ、現役のプロダイバーが伝える、
どこよりもわかりやすいオリジナル『潜水士試験』教材を開発する。
 潜水士、インストラクターを目指す人に教えている。
資格取得後も、人材派遣の紹介で潜水士に限らず、他業種の仕事をあっせんをする等、幅広く活躍中。
 ダイバー関連雑誌取材紹介あり、ラジオ番組出演等あり。

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